「足るを知る者は富む」――これは老子の言葉やけど、今のワイにとってはFXそのものやと思ってる。
EAでトレードしてると、2連勝したときに「次もいけるかも」って欲が顔を出す。
でもそこで、やめる勇気があるかどうかが、ほんまの勝ち組を分ける分かれ道やと思うんや。
今回は、老子の思想「足るを知る」をベースに、「2連勝したら止める」というトレードルールをどう捉えてるか、自然界の摂理と照らし合わせながら語っていくでぇえ〜。
「足るを知る者は富む」老子の言葉に込められた真意
老子の『道徳経』にこうあるんや。
知足者富(足るを知る者は富む)
意味は、「自分にとって十分であると感じることができる人は、すでに豊かである」ということ。
FXの世界って、常に「もっと」「まだいける」っていう欲と戦わされるやん?
でもその欲が、勝ちを負けに変える原因になることも多い。
ワイは最近、2連勝したときにこそこの言葉を思い出すようにしてる。
「もう、十分やろ」って。
2連勝の確率は25%。それって奇跡やん
勝率が50%とした場合、2連勝する確率は0.5 × 0.5 = 25%。
つまり、2連勝した時点でそれなりにレアな出来事が起きとるわけや。
- 1勝:よくある
- 2連勝:四分の一の奇跡
- 3連勝:八分の一(12.5%)
- 4連勝:十六分の一(6.25%)
ここまで聞いたら、「もう2連勝で満足しとこかな…」ってなるやろ?
自然界も「足るを知ってる」世界
これ、動物たちの世界でもそうやねん。
たとえばライオン。お腹が満たされたら、それ以上狩りはせえへん。
獲物が余っても腐るだけやし、無駄にエネルギーを使う必要もない。
自然界では「必要な分だけで満足する」ことが、生き残るための鉄則やねん。
FXも同じやろ?
- 相場に欲張って突っ込んで
- 風が止んだのにまだEA回して
- 結局、勝ちを吐き出して終了
これ、よくある話やけど、一番もったいない負け方やと思うわ。
「勝ってる時にやめる」勇気があれば、生き残れる
結局な、勝ちってのは“結果”じゃなくて“積み上げ”なんや。
- 毎週2連勝したら止める
- それを4週間やれば、月間でしっかり勝ち越し
- 無駄な損失を出さずに済む
- メンタルも資金も安定する
この「勝ちを確定させて終える」っていうのが、ワイの中での“仙人スタイル”や。
勝ってる時に辞められる=足るを知る
足るを知る=欲に支配されない
欲に支配されない=相場で生き残る
これ、結局ぜんぶ繋がってると思うんよな。
まとめ:「十分」を見極められる者が、相場で生き残る
FXは確率の世界。
そして、人間の本能と常に戦う世界でもある。
でもな、自然界の動物たちが“必要な分だけ”で生きているように、
ワイら人間も「2連勝で十分や」って判断できるようになったとき、
相場においても、精神的にも、ほんまの意味で豊かになれると思う。
足るを知る者は、富む。
老子が何千年も前に言ったその言葉は、今の相場の中にもちゃんと生きとるでぇえ〜。